こんな方におすすめ
- LookerStudioを少し触り始めた
- 関数が分からない
こんなお悩みを抱えた方に向けて記事を作成しました。ぜひ最後までご覧ください。
「計算フィールド」とは?
計算フィールドとは、既存のデータを使って新しい数値やカテゴリーを作るための数式です。
これを利用することで、データを分かりやすく加工することが可能です。
具体的には、データを基に新たな指標やディメンションを生成し、データソースからのデータを拡張・変換してレポートに表示できます。
よく利用する関数とサンプル
CASE
Looker Studioの関数の中でシンプルで使いやすいCASE関数を紹介します。
ExcelやスプレッドシートのIF関数と似ており、条件とその結果を定義します。
構文は「WHEN」で条件を設定し、「THEN」で結果を指定、そして「ELSE」で条件に合わない場合の結果を設定できます。
CASE
WHEN condition THEN result
[WHEN condition THEN result]
[...]
[ELSE else_result]
END
この関数を使うことで、データの処理が簡単になります。
例えば、以下のような計算式を書くことで、revenueの範囲によってグループ分けが可能です。
CASE
WHEN revenue > 100000 THEN '高収益'
WHEN revenue > 50000 THEN '中収益'
ELSE '低収益'
END
このサンプルコードでは、revenue(収益)の値に応じて、以下の条件に合致する結果を返します。
- 収益が100,000より大きい場合は「高収益」
- 収益が50,000より大きい場合は「中収益」
- それ以外の場合は「低収益」
このようにCASE関数を使って、条件に合わせた結果を簡単に得ることができます。
CONTAINS_TEXT
Looker Studioで部分一致の検索を行いたい場合、containx_text
関数が便利です。
この関数は、文字列Xが文字列Yを含んでいるかどうかを判定し、含んでいる場合にはtrueを返し、含んでいない場合にはfalseを返します。
なお、この関数では大文字と小文字が区別されます。
containx_text('Looker Studioで学ぶ', '学ぶ')
上記のサンプルコードでは、文字列'Looker Studioで学ぶ'が文字列'学ぶ'を含んでいるかどうかを調べています。
この場合、'Looker Studioで学ぶ'には'学ぶ'が含まれているため、関数の結果はtrueとなります。
このようにcontainx_text
関数を使用することで、部分一致の検索を効率的に行うことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
LookerStudioは無料でExcelと似たような関数が利用できるため、これからデータ活用を進めたい企業にとっては非常に導入しやすいツールとなっております。
気になる点や詳細な内容についての質問を受け付けております。
こちらから是非お問合せください。